うちの店のメニューで「スペアリブのホイコーロー」というのがあるのですが
これと一緒に飲むワインは何かと長年考えてきたわけです
スペアリブでホイコーローですよ
脂も濃い、味も濃い(そして美味い)
豚肉なので樽のきいた白という選択肢もあるが
ホイコーローのピリ辛ソース
重めの赤という選択肢が妥当であろうか
ただ、ホイコーローのソースはそれだけで馴染み深くて、ご飯に合いそうな味わい
ご飯に合いそうな味にワインの渋みは似合わない(僕の持論)
次に甘味やジャムみたいな煮詰まった果実味(ジャミー、この言葉は好き)はくどくなってしまうので
やはりない方が良い
結論として
重くて、渋みが少なくて、甘味、果実味があまり強くないもの‥
発見しました
ドメーヌ ド ペリリエール 2018(フランス ラングドック地方)
ブドウはシラー70%、グルナッシュ30%
最初はキレイな酸が舌の上にスーッと入ってきて
その後にボリューム感がガッときて
また適度な長さで余韻がスマートになって消えていく
そう、まさに、最初に豚のスペアリブの脂をスーッと流して
ホイコーローの味に負けないボリューム感がきて
最後はお互いくどくならないように消えていく
ピッタリだ
ただ、このワイン、小さーい字で
アルコール度数 14.5度って書いてあります(ワインにしてはかなり高め)
味わい的にはそこまでのアルコールの強さは感じないので気をつけて
僕はちょっと酔いました(そして寝ました)
ちなみにラングドックと書きましたがローヌ地方にも隣接していて
その特徴もよく出ています
ただ、ローヌ地方でシラーの割合が多くて、果実味が強くないものは
けっこう高級
このペリリエールは1600円前後
ローヌではこの味わいはこの値段では買えません
もともとシラーはちょっとスパイシーな雰囲気があるブドウなので
中華との相性は良いのかも知れませんね
ラングドックとローヌのいいとこ取りワイン
美味しくてお得なワインです
アラコンでした
ワイン情報
ワイン名 | DOMAINE DE PERLLIERE ドメーヌ ド ペリリエール |
生産国 | フランス ラングドック(ローヌ) |
色 | 赤 |
ブドウ品種 | シラー70% グルナッシュ30% |
ビンテージ | 2018 |
価格 | 1600円前後 |
輸入業者 | (株)ラシーヌ |
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